「茶封筒」
彼が金を返したいので今から会えないかと言ってきた。私は実のところ会いたくなかった。もうあいつとは会いたくなかった。金は捨てた気でいた。しかしそれが返ってくるということに少し誘惑された。
「イルカの活動」一覧
ログラインを考える補足「ダンカンくんのバット」プロット
ログラインを考える5「まとめ」の音声解説で話していたネタをプロットに起こしました。
「愛猫家」
夫婦は犬飼という名字だがユキエは犬ではない。夫は大の字がいくつも付くほどの猫好きだった。それはユキエにとって幸せなことだ、と夫は思っている。ある夜、妻が皮肉ったことで口論が始まった。
「年の離れた妻」
どうやら風邪を引いたらしい。妻は私が不調を訴えるよりも早くそれを察知した。
批評について
一人の評論家による鋭い批評、不特定多数によるレビュー、作家と批評の関わりについて考えてみました。
「本音マシーン」
「人が愛し合えないのは本音を言い合えないからだ。私の本音が伝わりさえすれば彼女だって…。」Ｙ博士は失恋の痛手を抱えながら研究室にこもっていた。
ログラインを考える5「まとめ」
ここまで考えてきたログラインについてまとめます。
「風船遊び」
「おらぁ、びりかいな」「のりお。座りなさい」授業中は怖い先生の太い声が今日は優しい。クラスのみんなが笑う。
ログラインを考える4「主人公にミッションを与える」
主人公を変化させるためには試練が必要です。「○○しなくてはいけない」というミッションを与えましょう。
「君だけに言う」
高校に入って初めて声をかけてくれたのが、アスカだった。入学式の翌日、ガイダンスの最中だった。「ねえ、部活決めた？」ショートカットで瞳の大きい、女から見ても可愛い女の子だった。